Hacker News で良記事を見つけたので、勢いで訳してみました。(精読したわけではない大雑把な意訳なのはご勘弁)ジョエルテストをご存知の方もそうで無い方も、日頃を振り返る意味でご一読いただければ幸い。ちなみに、**太字は個人的な"ツボ"**ですのであしからず。

以下の(勝手に訳した)記事の原文(英語)は、

Tutorial: how to manage developers

です。



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この記事はソフトウェア開発者よりは、開発者のマネージャー・上司に向けたものである。今のあなたにとっては恐らくご存知のように、ソフトウェア開発者(又は、プログラマー)をマネージするというのは簡単な仕事ではない。彼らは、あなたが当然と考えている「決まりごと」に則ることを嫌う。

なぜか?

なぜ、彼らは厄介で御し難いのか?

なぜ、黙って座り、コードを書いているのが難しいのか??


ソフトウェアマネージャー向け「ジョエルテスト」

私は、かのスポルスキー氏の器・経験には遠く及ばないので、これを「ジョエルテスト」と呼ぶのはいかがなものかと思う。だが、このテストの目的は、オリジナルのジョエルテストと同じだ。全ての質問は YES or NO(いいえ、しかし○○の場合は...ということはナシで) で答えなくてはならない。テストが終わったら、「YES」と答えた数だけ1ポイントになると思ってほしい。


1. 勤務時間はガチガチでは無いか?

工場でも運営しているのなら、毎日9時~5時の勤務を強制するのは良い方法だ。しかしプログラマーは、5時ぴったりで問題について考えることをやめたり、しかかっているタスクを止めたりすることはできない。朝9時ぴったりに仕事を始められない点でも、同じようなことが言える。彼らの思考は常にフル回転で、1日24時間、直面している問題に大してよりよい解決方法を考え続けている。そして、出版業界の人たちと同じように、**"行き詰まる"ことがある。私は時々、丸1日にわたって何も手につかない状態になり、それはずるずると翌日にも引きずられる。**私が最も良く活動できる時間は、夕方ではあるけれど、仕事時間内ではない。まず第一に、私は毎朝とても長いルーチン作業を行っていて、その日の最初の数時間、集中とは無縁の状態になる。これは事実で...寝起きの朝7時に重要なことをやったりしない。しかし、仕事中の午後2時過ぎにそんなこと(大事なことをする、しない)を気にしたりはしない。私の頭はよりすっきりしていて、より少ないミスで、何を作るのも問題解決をするのも速やかにできる。

何も私は、開発者がやる気になったらつでも仕事場に入れるようにしておくべきだ、なんて言うわけではない。単に、開発者が夜遅くまで仕事を続けたいと思ったら、休みの日でもなんでも報酬付きでやらせてやったほうが良いと言いたいだけだ。彼らは、好きでもなければそういう風には働かないし、**思考が充実している時に、それが失われないうちに、タイプしておきたいと思っている。**このやり方を促すのは重要なことだ。

テレワーキングも、プログラマーが時間を管理するにあたって良い方法だ。仕事がはかどらない時、私はスーパーマーケットに行き、普段仕事が終わった後に買う食べ物を買いに行ってみるものだ。これは、何かしら一仕事終える6時まで、また仕事を続けられるということを意味する。もちろん、皆が皆こんなフリーダムなやり方をやれるわけではないけれど、ほとんどは大丈夫なんじゃないかな..


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